2016年6月27日月曜日

一生のうちで考えるとほんの「一瞬」

先週、かねてから決めていた熊本へ災害ボランティアへ行ってきました。

今回お世話になったのは、一般社団法人震災復興支援協会 つながり」さんの御船町つながり拠点。


雨が降ったり、止んだりでしたので朝は、依頼主さんの納屋の清掃作業。



昼からは、落ちた瓦のと倒れかけている壁の撤去作業。
私たちはひたすら落ちた瓦と撤去した壁のコンクリートを拾って
一カ所にまとめるという作業をしました。



行く前は、「特別なこと」や「良いこと」をしにいくのだと
どこかで思う自分がいましたが、そこに行って感じたのは

目の前にある「必要なこと」をただひたすら、
一生懸命するという「当たり前のこと」がありました。
そしてその結果、喜んでくれる方がいる。



御船町は、パッと見て益城町よりも全倒壊している家は、少ないのですが
それでもブルーシートで屋根を囲っている家が多く(瓦が落ちて雨漏りしている)
崩れていないけれど、家のが中がめちゃくちゃで
柱がズレてもう、人が立ち入ることができない家が多くあるようでした。


チームで動いていて思いましたが、1人多いだけでも作業のスピードは違います。


何かしたいけど、何をしたらよいか分からないと思っている方は、
東北の震災の頃から支援をしていて初心者のボランティアの受け入れに
慣れてらっしゃる御船町つながり拠点に行くことをオススメします。
温かく迎えてくださいます。


依頼主さんの話をしっかりと聞いて、心のケアまで気を配るつながりのスタッフの皆さんを見た時に人間の大事なことってそこにあるなぁと思いました。


私も実際に周りの人にも言われてきたことですが
行ってみて分かること、感じることがたくさんあります。


支援の仕方にも「この形が正しい」ということはなく、
それぞれがどう向き合って関わっていくかだと思います。


時間と動ける身体があるなら、一生のうちで考えるとほんの「一瞬」です。
(もちろん、一瞬と言わず何回でも!)
誰かのために、そして自分のために使ってみてください。



被災地の皆様、お世話になった御船町のつながり拠点の皆さん、一緒に行ってくれためぐさん、ありがとうございました◎
その他の御船町のボランティアの写真がみたい人はこちら
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